Erahouseのむらの旅録ブログ

世界中で買付&釣りをしながら旅するために

NYでのトラウト釣り

キャッツキルに到着

旅の目的であったメイン州でのネイティブのブルックトラウトを釣り上げることができた後、もう一つの目的であったニューヨーク州にあるキャッツキルへと車を走らせます。

 

キャッツキル(Catskill)ニューヨーク州の中部にある山地でアメリカにおけるフライフィッシングの発祥の地。そもそもフライフィッシングはヨーロッパで産まれた釣法で、主にイギリスの貴族が楽しんだとされ、“漁”としての釣りというよりも“遊び”としての釣りという側面が強い。(釣りで使うウェアやギアなども一際洒落ていて高価なものが多い)そして、その文化は17世紀ころに支配下であったアメリカにも伝わり、もっとも繁栄のきっかけとなった地とされているのがここキャッツキル。

 

 

キャッツキルに到着したのは夜で近くのモーテルで一夜を過ごします。チェックインの時に対応してくれたおじさんが僕のフィッシングベストを見るなり

 

「釣りするのか?とりあえずこれをやるから今夜読んでみなさい。」

 

と言って数冊キャッツキルに関する無料誌を手渡してくれました。

 

 

 

読んでみると決して釣りに関する雑誌ではないのにいたるところにトラウトの絵や写真が載っています。さらに読み進めてみると、この辺りを流れる川や湖に生息する魚種の表が一覧それぞれ載っていました。いかにこの地域がトラウトや釣りと密接であるか伝わってきます。ワクワクしながら眠りにつきました。

 

さあ、釣りに行こう!

翌朝、モーテルを出発し目星をつけていたクリークへ車を走らせます。不思議なことにこういう時に限ってイケたDinerがあったり、YARD SALEに遭遇するもんですね。本当に幸せが雨のように降ってきます。キャッツキルは2日間まるまる釣り出来る時間をとっていたので寄り道します。

 

👆ロビンフッドディナー

 

ヤードセールは地元のおばちゃんがやってる小さい規模のものでした。だべる為にやっているような感じの雰囲気で最高です。

大きい規模だったら時間費やしちゃいそうなので、ちょうどよかったです。

 

ここからまた川まで車を走らせます。

 

 

 

なかなかに雰囲気がある川です。釣りのメッカであるメイン州で釣りをしてきたばかりなので、釣れそうな気しかしません。

 

昔のダイワのスピナー ブレットン をチョイスし、下流側にキャストします。

 

数投目,大きい岩でできた水のヨレに差しかかったときに...

 

コンッ

 

小さいトラウトが食いついてきました。

なかなかイージー...?

 

そう思いつつ釣り上がります。

少し上流に行くと小さい堰のようなものがあり、堰の下に水深が深い場所があります。

変わらずスピナーをキャスト,,,

 

 

 

最高のブラウントラウトがヒットしました。

サイズも大きく、魚体に傷ひとつないひれピンの個体です。

 

その後も釣り上がりブルックトラウト、レインボートラウトがヒットします。

 

まさにトラウト釣りの楽園です。2時間ほど釣りをし、お昼になったところでキャッツキルにある街ロスコ―(Roscoe)へ行くことにしました。

 

 

“トラウトタウン” ロスコーという街

キャッツキルにあるロスコーという街は通称”トラウトタウン”と呼ばれており、町の至る所にトラウトのオブジェや絵が飾られています。街ではウェーダーを着ている釣り人が歩いていたり、フライタックルが売られている釣具屋さんもいくつかあります。

 

別の河川へ釣りに行く

街探索もほどほどに釣りをしたいので、一番有名なBeaverkill Anglerという釣具屋さんに入って聞いたおすすめの河川へと車を走らせます。すると釣り人がたくさん!!

 

 

釣り人が多いと釣るのは難しそうだなあ。と思いつつ、30分ほど同じ地点で釣りをしました。

 

”やっぱり釣れない!”

 

隣の釣り人に聞いてみましたが、みんななかなか釣れていないそう。彼はこの地域では珍しくフライではなくルアーでトラウトを狙っていたのでゆっくりルアーの交換をしたり、釣り具の話をしました。ルアーケースこそヴィンテージのエルエルビーンのものでしたが、タックルに関してはLOVE JAPANアメリカ人らしくない繊細な感性を持っているのかタックルへのこだわりを感じます。ロッドとリールは少し古いダイワ、ルアーはアメリカのものも多いですが、主に使っていたのはDUOのミノー。

 

 

”知ってる?とにかくこのDUOがめちゃくちゃいいんだよ!!”

 

しきりに僕にDUOの良さを教えてくれます。そのほかにも

 

”リールは今のよりもちょっと前のやつのほうがデザインがかっこいいんだ。”

”ルアーフィッシングでは日本の道具が世界一だよ”

 

など話が通じる通じる。

話が盛り上がって場所を変えて一緒に釣りをすることに。

 

”車でついてきなよ”

 

と誘ってくれたのでついていくことに。

車で20分ほど走らせ別の河川へ移りました。

 

 

ここにも釣り人がいっぱい。

そしてここに数十年通っているというキャッツキルのOGたちとともに釣りを始めます。

 

 

1-2時間上流に移動しながらキャストを繰り返しましたが、少しのバイトのみ。やっぱり人が多いところは難しいのかなあ。

この河川は水温がめちゃくちゃ低くて体が冷えてしまったので陸地に上がり、この地のOGたちと少し会話をしましたが、彼らも今日は全くダメとのことでした。

 

日が悪かったね!

 

それなりに時間がたってしまったので、最後フライフィッシングのキャストを少し教えてもらって今日はタイムアップです。

 

 

帰りにWendys(チェーンフード店)によって変えると魚を持ち帰るための氷が売られていました。さすがトラウトタウン!

 

 

キャッツキルでの釣り

ニューヨークといえばやっぱりマンハッタンやブルックリンなどの超都会のイメージが強いですが、州全体で見るとこうやって自然の中で釣りができる素晴らしい州でもあるということを学びました。マンハッタンから車でたった2時間程度でこれほどトラウトに溢れた街で時間を過ごすことができるのは魅力的です。

今回のキャッツキルでの釣行で東海岸を代表する3種のトラウト“ブルックトラウト”“ブラウントラウト”“レインボートラウト”を釣り上げることができました。ヴィンテージのエルエルビーンのカタログやアニマルTシャツ、インスタグラムなどでみていた憧れの魚たちを手にすることができて本当に夢のような時間でした。

 

 

使用タックル

ロッド:ズームサファリ705ML

リール:ナスキー2500

ライン:PE1.5号 リーダーフロロ12lb

ルアー:Dコンタクト(スミス) ブレットン(ダイワ)

 

 

 

アメリカで車上荒らしにあった!!

こんにちは。Erahouseのオーナーのむらです。

 

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今回は2023年の10月にアメリカのオレゴン州ポートランドで遭った盗難(車上荒らしについて旅録します。

 

 

 


【状況】 

事件日時:2023年10月11日


事件現場:オレゴン州ポートランド


事件内容:ロードパーキングに駐車していたレンタカーの窓を破られ、車内に置いてあった買付品(衣類品、雑貨)を30万円相当盗難された。

 

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【車の破壊】 

ポートランドダウンタウンに車を止め1-2時間ほど街を散策し、車へ戻ると窓が割られていました。

事件が発覚した時、近くを歩く女の子に声をかけました。そして聞きました。

 

“これから僕たちはどうすればいい?”

 

帰ってきた答えは

 


“まずポリスに電話しよう、その後レンタカー会社へ電話しましょう。”

 


その通りにまず、

ポリスの電話番号“911”へコール。しかし、警察は全く応答せず、自動音声で案内された“非緊急電話番号”にコール。しかし、これもまたつながりません。

 

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一旦警察は諦めて、レンタカー会社(Thrifty)へ電話することに。電話番号は予約した際にもらった紙に記載されていました。こちらはすぐ繋がります。オペレーターが言うには

 


“1番近いウチのレンタカーオフィスへ車を走らせて来てくれ”

 


今回のバイイングトリップは

 


サンフランシスコ→シアトル

 


被害に遭ったのはシアトルから200マイルほど離れたポートランドダウンタウン。最初はシアトルまで走らせないといけないのかと思いましたが、どうやらポートランド空港のオフィスにもオフィスがあるようで、ここで良さそうです。

ここまで電話や手助けをしてくれた女の子には本当に感謝。本当にありがとう。

 


記念に一枚。笑顔で余裕をかまして写真を撮りましたがそれもそのはず。この時まだ盗難には気づいていなかったのです。というのも、今回の盗難は全ての荷物を盗られていたわけではなく、本当に窓の手前に置いていた大きな紙袋2つに入っていた物品のみが盗られていたのです。

 

 

 

さぁ、車をポートランド空港へ走らせます。窓は割れたまんま。

 


空港に到着すると、車返却場へひとまず駐車します。状況を担当のにいちゃんに説明すると、少し車をずらしてくれと。そして、

 


“紙に記入してくれ”

 


と事件の詳細を記載する紙を手渡されました。

 


事件日時、事件場所、事件内容などです。

サッと書きにいちゃんに渡しました。

 


オフィスへ向かいます。オフィスのおっちゃんに事件の詳細を伝えます。彼は顔色ひとつ変えずに淡々とコンピューターへ何かをタイピングしています。すると、サンフランシスコで予約した際にもらった紙に上から新しい車のものと思われる紙をホッチキスで止めてくれました。そこに書かれた

 


“261”

 


この番号に停まっている車に乗り換えてくれと言うことのようです。

 


えっ、そんな簡単に済むの?

 

僕はそう思いました。

どのくらいお金がかかるのか、新しい車はもらえるのか?どのくらい時間がかかるのか?

全てが不安でした。が、ここアメリカでは車上荒らしなど日常茶飯事。事件発覚から小2時間程で新しい車をゲット🚗

 


何度確認してもお金はいらないと。予約の時に取っていた

 


“スーパー車両損害補償制度”

 


がここで役に立っていたのです。レンタカーを予約する際に通常加入する

 


“車両・対物事故免責補償制度(CDW)”

 


では車上荒らしの補償はされないようです。

海外の慣れないレンタカーで、念を押しておいて良かったと過去の自分を褒め称えます。

※レンタカー会社や利用の料金比較サイトによって名称や保障内容は異なります。

 

 

 

さぁ、新しい車が置かれている駐車場へ。

シボレーのマリブ。残念ながら、前の車に比べだいぶグレードはダウンしましたが、満足。これで新たに旅を続けられるのです。

 

ここから丸一日盗難の事実に気づかないのです。そして事件の2日後である10月13日、宿泊したモーテルへ荷物を運びきった時に異変に気づいたのです。

 


“全然買付品がない!”

 

【盗難被害】
遅すぎる気づきではありますが、僕が買い付けする品はキャップや小物がメインなので、物理的には大したことがないのです。

と言っても、20万円以上被害に遭っているので、急いでどうすれば良いかインターネットを駆使し調べます。ここではウチのインスタグラムアカウントでも投稿で呼びかけました。ありがたいことにたくさんの方が拡散や共有をしていただき、様々な情報を頂けました。結果すべきことは...

 

 

*海外保険会社(僕の場合チケットを取得した時に決済で用いたクレカ会社の保険窓口)へ連絡する

 


*最寄りの警察署へ行き、ポリスレポートを取得する(レポートの作成には数週間かかるとのことなので、今回はレポート作成に必要な管理番号を取得。)

 

 

 

*海外保険会社へ連絡する

盗難が発覚してからすぐ保険会社の窓口に電話をかけました。海外旅行保険は個別で旅ごとに加入するものではなく、dカードゴールドの海外旅行保険を利用しています。dカードゴールドの海外旅行保険はクレジットカードの中でも頭ひとつ抜けた充実度なのです。

dカードの保険窓口ということは、つまり日本へ電話しないといけないので、国際電話になります。今回のアメリカ旅ではアメリカの通信会社のSIMカードを差し入れて使っていました。使っていたSIMカードはこちら🔻

こちらのSIMカード、容量が無制限であり、かなり回線の安定性から、前回の東海岸の旅でもかなり重宝していました。しかし、海外に向けての電話(アメリカから日本へ向けてなど)はできない仕様になっているのです。ここでどうするべきかと考えました。でた答えは

 

“日本のSIMカードを差し直す”


でした。

日本で契約しているのはドコモのahamo。このahamoがめちゃくちゃ使えます。なんと海外通信、国際電話の利用ができるのです。SIMカードを差し直し、いざ、国際電話。かなり待ちましたが繋がりました。そこで細かく状況を伝えます。保険が適用できるのか、そしてそのためには何をするべきなのか、聞き出します。結果

 


・ポリスレポートの取得(番号でOK)

・チケット、レシートの保管

 


つまり、僕の場合現地でするべきことは、レシートを保管しポリスレポートを取得することでした。やはり、インターネットで調べた内容で合っていましたが、しっかりと保険会社へ電話し確認したことで安心しました。

 


ここまで頑張り、今日は眠りにつきます。。💤

 

 

 


翌日。

 


これからどうするべきかというと、もちろん最寄りの警察署へ。今回お世話になったのはポートランドの“Bureau of Police”というところ。

署内に入ると受付がありました。受付の人は

 


“数時間かかるが担当の警察官を呼ぶか、今すぐ自分でレポートの取得用の電話番号にかけるかどちらがいい?”

 


僕は前者を選びました。しかし、僕は時間を無駄にしたくなかったので、前者をまちつつ、車内へ戻り後者への電話番号にも繋ぎます。でもやっぱり予想通り、電話は全然繋がりません。自動音声のまま。“JAPANESE PLEASE”と話しかけても繋いでもらえません。30分くらい経った時、突然車をコンコンと叩く女性警官が。

 


“キタ😍”

 


担当の警官が想定よりも早く来てくれたのです。ここで、事件の詳細を彼女に話します。レンタカー屋さんで紙に記入した内容と同じようなことです。すると、ケースナンバーが書かれた名刺を渡してくれました。これは受付No.のようなものです。これからこの警察官がポリスレポートを作成してくれるので、そのレポートと照合するために必要な番号ということです。

これで一安心。この原本は絶対無くしちゃいけない。そして、写真も撮影しておきました。

 

 

 

帰国後。

 

 

 

dカードコールドの保険対応窓口へ電話をかけます。帰国の旨と、必要書類の準備ができたことを伝えます。

 


“1-2週間で必要書類の送付に際しての書類を送付するので待っていてください。”

 

 

 

待つ待つ。

 

 

 

2週間後くらい。

 


届きました。提出方法は返送or写真によるオンライン提出。もちろんオンラインで提出。

 

・ポリスレポート

・盗難品のレシート

・eチケットのスクショ

・盗難情報の紙&盗難品の品目と価格をまとめた紙(これは保険会社より送付された書類に記入したもの)

 

これらを撮影し、提出しました。

今後は追加の写真の送付やメッセージをLINEを登録した先にある専用のチャットブースで行うようです。

 


OKOK。

 


審査は1-2週間ほどでしょうか。それくらい経った11月のある日。電話がかかってきました。補償総額の確認の電話でした。

 

 

 

“大丈夫です、間違いありません。”

 

 


2日後。


指定口座へしっかり補償金額が入金されていました。めちゃくちゃスピーディ。

 

 

ほんと痛い目にあったけど、そのあとは驚くほどスムーズ。不幸中の幸い。これからバイイングトリップを続けていく上で、最小限の支出で最大限の学びを得られたように思います。そういう意味では幸いでした😌

ブルックトラウトの楽園/アメリカメイン州

メイン州を駆け回りやっと見つけたブルックトラウトのいる川。数キロ釣り上がりましたが、ここらで引き返す時間も考慮し川を降ります。帰りつつ、釣り上がる時に見れなかった2股の行けていない方にいきたいと思います。

 


2股の筋につく

行きに通った筋の方はあまり水がなく、ブルックがほとんどいそうにありませんでしたが、片方は十分に水が流れています。しかも、釣り上がりでみられたようなウロや落ち込み、流れが作った深みなど、ブルックトラウトがいつきそうな場所が沢山みられます。

 


目ぼしいポイントを探っていると....

 


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今日1番小さいブルックトラウト。ここまで小さいとまだ腹が赤くありません。トラウトは幼魚と成魚の比較ができるところも面白い部分です。

 


さぁ、あたりが暗くなりつつあるので、ちょっと飛ばしながら釣り降ります。

 


イメル50sはラウンド形状のミノーなので、ちょっとクランクベイトのように障害物をうまくかわしつつ、舐めながらトレースすることができます。


 

 

 


アクションさせつつ、反応してきたところで食わせの間を与えてやると....

 

 

 

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食ってきます!

ヒレの赤みが強いオスっぽい顔をした個体です。流木の隙間から出てきて、貪欲にルアーを食ってきます。

 

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続けて深みのある場所が続き、ルアーを投げ込み誘うとブルックトラウトがワラワラと出てきます。

 


ここは楽園か

 


この時間はこの旅の中でも最も幸せな瞬間でした。これだけ幸せで良いのだろうか、何度もそう思いつつ、何匹ものトラウトを釣り上げました。

 


それでも時間が経つのが早く、もう車に戻らなければあたりが真っ暗になってしまいます。

惜しいですが、ここらで切り上げです。少しタイムアウトくらいが釣りの終わりとしては気持ちが良いものです。

 

 

 

さぁ、今日はサーコという街で泊まります。

 

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続く

 

タックル

ロッド:ズームサファリ705ML

リール:ナスキー2500

ライン:PE1.5号 リーダーフロロ12lb

ルアー:Dコンタクト IMERU50S

 

 

 

 


https://www.instagram.com/p/Cy2WSrFPrkt/?igshid=ODhhZWM5NmIwOQ==

ついにやった

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前回まで

ブルックトラウトを求めて、メイン州を駆け回る日々です。駆け回る途中にもでっかいスモールマウスとの出会いがあったり、大河や鬱蒼とした森を見ることで全く飽きがくることはありません。

 


【ブルックトラウトを求めて】

さて、ブルックトラウト釣るために狙っていた川に到着します。

 


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ここは森に囲まれた小川で、すごく涼しく、川に入ってみると今までの川とは明らかに異なる水の冷たさ。そして、透明感もある。

 


これはすごいいいんじゃないかな!

 


そう直感的に思いました。

 

 


小川ですが、所々プールのようになっていて水深がある場所が確認できます。ここでスピナーを投げてみます。

 


一定スピードでリーリング....。

 


数投した時のピックアップで....

 

 

 

 


デカいトラウトが追尾してきてる!!!

 

 

 

なんの種類かわからなかったけど、めちゃくちゃデカかった。ここにはトラウトがいる!!そして狙い方も間違ってない。

気合を入れて釣り上がります。

 


プール状になっている場所はこのあとは少なそうで、基本流れのあるクリークなので、ルアーをミノーに変更。イメル50sです。

 


川の規模からして日本の渓流をイメージして次に狙いを定めたのは立木や立木周り。丁寧にトレースしていきます。

 


すると....

 

 

 

すごい勢いで小さなトラウトが追尾!手前で8トラップを仕掛けると執拗に追い回してくる。。

 


なんだこの貪欲さは。

 


一気にテンションは上がります。もうすぐ手の先にトラウトはいます。

 


その後もストラクチャーを舐めるようにルアーをトレース。

 

 

 

その時..

竿先が持っていかれます。

 

 

 

“きたな!”

 

 

 

バレられたくないので、一気に巻き上げ。

 

 

 

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間違いない。ブルックトラウトだ!!!

 


“よっしゃ!!”

 

 

 

今回の旅の目的であるブルックトラウト。ついに手にしたのです。色の薄い個体ではありますがしっかりと朱点、そして背部の虫食い模様があります。

 


これでもう結構満足ですが、ここを上がっていくとさらに楽園があるんじゃないか。

そういうような雰囲気を感じていたのです。まだまだ時間はあるし堪能するだけです。

 

 

 

釣り上がっていくと、川が二手に分かれます。直感で右へ。釣り上がっていくとどんどん水の量は減っていき...水の流れもなく...

ミスってますね笑

 

 

 

関係なくここは飛ばして先へ進みます。すると大きな流木と倒木がわちゃわちゃなエリア。さらに、数日前の大雨の影響か、岩壁がえぐれて内側にウロができています。

 

 

 

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ここは絶対美味しいだろ。

 

 

 

そう思いました。

 


場所は決して広くないので忍足で攻めます。

流れの少し弱まった水深があるところにルアーを通すと....

 


デカいブルックが食い損ねまくる!

4.5回ルアーを通しますが、ずっと彼はやる気で、全て食い損ねています。

ルアーのアクションを少し弱め、食う間を与えてやります。すると....

 


ガッっ!

 


重い!一気に岸壁の上まで抜きあげます!

 

 

 

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美しすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

この場所やばいな。まだまだ絶対いる。他にもチェイスしてきた魚は沢山いたのです。魚体を数分間楽しみつつ、気持ちは次の魚にも向いています。

 


同じように、ウロや水深のある場所にルアーを持っていきます。

 

 

 

“どんどんウロから魚が飛び出てくる!”

 

 

 

異常だこれは。

 


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デカい。

 

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腹が赤い...!!

これがブルックトラウト。

 

 

 

朱点や黄点が散りばめられています。人間が作り出したものではなく、自然が作り出したこの色味や造形にうっとりです。

 

 

 

良い時間。

 


そろそろ引き返さないと

と思いつつも釣り上がります。

 


しかし、ウロ周辺に魚が固まっていて、流れの中では全く反応がありません。やはりイワナの仲間で、ウロや流木、落ち込みに魚がついているようです。

 

 


流れ中で珍しくヒット!



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レインボー!

最高ですね。

 

 

 

そろそろ引き返しますか。

 

 

 

続く

 

タックル

ロッド:ズームサファリ705ML

リール:ナスキー2500

ライン:PE1.5号 リーダーフロロ12lb

ルアー:IMERU50S

 

 

 

 


https://www.instagram.com/p/Cy2WSrFPrkt/?igshid=ODhhZWM5NmIwOQ==

 


https://youtu.be/04bLul3GsnQ?si=XqKZ5pBgpCbTWZsi

嬉しいハプニング

昨日の釣果から次の手を考える

さて、昨日は2つの渓流を釣りしてたくさんの魚に会えたわけですが、肝心のブルックトラウトには未だ出会えず。

一体どこにいるのか....昨日の夜は想像を膨らませました。メイン州のホームページにもブルックトラウトのいる川というのが、記載されているのですが、この情報もどこまで正確なのかわかりません。自分の知識と想像とインターネットの情報を駆使しつつ、居場所を今日は突き止めようと思います。そして、憧れのネイティブのブルックトラウトをこの手にしたいと思います。

 

 

 

買い付けも忘れずに

そう。この旅はここ数日釣り旅のようになっていますが、実際はバイイングも兼ねた旅。しっかりとイイ感じの洋服をピックアップしていきます。

 


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すでに沢山買い付けて入るので車内はすごいことになってます。

 


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そして、昼飯はArbys。醤油ベースの和牛ビーフハンバーガーです。日本人の舌に合う和風な感じで結構うまい。

 

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【嬉しすぎるハプニング】

今日は賭けに出ます。ブルックトラウトはもっともっと上流域にいるんじゃないか、ということで一気に上流のとある渓流を目指します。

そこそこ距離があるので途中森を越え小さな街を越え....

そうこうしているうちに大河の横を通る道路を走ります。

 


“めちゃくちゃデカいなぁ”

 


なんて思っていました。

 


“できればどこかで釣りをしてみたい”

 


そう思いつつ車を走らせます。

すると...

 


いい反転流ができたポイントを発見。しかも車を停められるような場所です。

すぐに車を停めてブルックトラウトに浮気をしビッグベイトを投げます。

 

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ビッグベイトでデカいパイクなんかが来ると最高だなぁと思って数投します。

次の一投。護岸沿いにアクションをつけつつもぐらせ、水面に浮かせたその時..!

 


バジャッ!

 


何かが来た!!うそだろ?と思いつつ、ゴリ巻き。10秒とかからない勝負でした。

 


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ヤバい。今回の旅、すごい。めちゃくちゃ魚釣れるやん!

50cm近いスモールマウスバスです。まず、このサイズのスモールを釣ったことがびっくりだし、実はビッグベイトで釣った初めての魚でした。

 

 

 

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虎模様が強く出たカッコいいバスです。

 

 

 

その時の様子は↓

https://youtu.be/nVQDpq8cX2U?si=k_p3hGbQ76rwuTyf

 

 

 

マジでメイン州最高です。でもそのあとは反応なし。後を引かない最高の釣れ方でしたね。

 

 

 

ブルックトラウトはついに次のブログで...?

 


続く

 

タックル

ロッド:ズームサファリ705ML

リール:ナスキー2500

ライン:PE1.5号 リーダーフロロ12lb

ルアー:スライドスイマー115

 

 

 

 


https://www.instagram.com/p/CyK45NVuyOS/?igshid=ODhhZWM5NmIwOQ==

アメリカのブルックトラウトを釣りたい

次の渓流へ

まだ15時なので、あと1筋の川は責められそう。Googleマップを見つめながら良さげな川を見つけます。

 


【Sheepscot River】

この川はメイン州を代表する大きな川ですが、さっきの渓流では中流域の魚が多かったのもあり、今回は上流域を攻めます。

 


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川へ降りる途中の道です。こんな田舎ですが、ちょくちょく家があるほか、無人の雑貨屋さんなんかもあったりと、不思議な地域です。

 


さて、川に降りようとしたその時...

 


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トラウトの看板があります!

そこには....ブルックトラウトのイラストが!

 


これは釣れるだろうと確信しました。

 


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川へ降りるとサイドを森が覆い、比較的良い流れがありつつもところどころに反転流も存在する川です。

 


まずは流れを通して、反応がないか確かめます。

 


流れの中では反応がありません。

 


次に反転流を角度を変えつつ丁寧にミノーを通します。

 


チョンチョンとミノーイングしつつ、ピックアップ。その寸前...!

 


ガッっ!

 

 

 

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真っ黒に焦げたラージマウスバスです。

サイズこそ小さいですが、めちゃくちゃ厚みがあってカッコ良い個体です。

 


そこそこ上流まで来ましたが、それでもまだバスがいることにびっくり。

 


さぁ釣り上がりますよ。

 

 

 

バスとトラウトでは付き場が全く異なるのはさっきの川で習得済み。流れを攻めてブルックトラウトを誘いつつ、ついつい反転流にもルアーを通します。

 


反転流にキャスト、アクションをしようとした時、エビってしまい、水面を泳いでくる形になってしまいました。ピックアップついでにアクションも兼ねてトレースしていると

 

 

 

バジャッ。

 


50近いラージマウスが喰らい付いてきました。

 


一気に手前まで寄せましたが、猛ダッシュをくらいフックアウト。

 


かなりデカかっただけに残念。

 

 

 

といっても、まぁ、狙いはブルックなので、と切り替えます。

 


ここでルアーをスピナーに変更

今回は渓流釣りにしてはかなりハードなタックルを揃えてきているので、小さめのミノーではよく飛ばず、ルアーチェンジに至りました。

 


所々水中に潜む立木の近くを引っかからないように、アップに投げる釣りです。流れに対して斜めにトレースします。

 


ちょくちょくアタリがあるのが気になりますが、なかなかかかりません。スピナーの針を少し小さいシングルフックへ変更。

 


すると、、、

 


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アトランティックサーモン!

さっきの川で釣れたものよりも黄色味が強く、サイズも大きめです。

現地では黄色いのと柄も相まってブラウントラウトにしか見えませんでしたが、これはアトランティックサーモンで間違いないようです。

 


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顔や口が小さいのが特徴です。これは成魚になっても同様です。

 


この後も...

 


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アトランティックサーモンが続きますが、なかなかブルックトラウトには出会えず。

 

渓相が素晴らしいので飽きないのですが、もう18時近いので、早めに退散を考えます。帰りに暗くなって車に辿り着けないのだけは嫌なので。(もちろん電波もつながらないエリアです。)

 


最後にと、流れが緩やかになっているところにスピナーを通すと....

 


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パンプキンシード...ではなくこれはブルーギル!ここでわかりましたが、ブルーギルの方がパンプキンシードよりもだいぶ体の厚みが薄く、鱗が滑りが少なく、ザラザラしています。触ると結構違うのが面白い。

 

 

 

さらに、、、細長い魚体がバイト!

 


こんな上流にもノーザンパイクがいるんだなぁ。

 

 

 

なんだかんだ3時間近く釣りをしていましたが、そろそろ車へ戻ります。

 

 

 

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楽しかった!!

けどブルックトラウトはまた釣れませんでしたね。

 

どこにいるんだ....

 

 

続く

 

タックル

ロッド:ズームサファリ705ML

リール:ナスキー2500

ライン:PE1.5号 リーダーフロロ12lb

ルアー:Dコンタクト IMERU50S

 

 

 

 

釣りの様子(YouTube)↓

https://youtu.be/FhvkYTl-cqo?si=294oBl6ij95ns5Y0

そう簡単に会えないブルックトラウト

釣り上がり⤴︎⤴︎

 

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ここまでスモールマウスバス、パンプキンシード、チャブの3種類を釣ることができました。メイン州で日本の渓流ミノーイングを試してみようと、渓流でのキャストを繰り返します。

 


でも狙いはあくまでブルックトラウト。この魚を釣らずには日本に帰れません。さっそくブルックを一目見ようと釣り上がります。

 


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さぁさぁ!

3投に一回は何かしらの魚からのアクションが見られるのでとても楽しいのです。

 


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おっと。これは....?

ブルックトラウト!!!

と喜んでいたのですが、

 


実はこの魚...

 


ブルックトラウトではなかったのです。

 


当時はわからないでいたのですが、実はこの魚はアトランティックサーモンの幼魚だったのです。アメリ東海岸で釣れるトラウトといえば、レインボー、ブラウン、ブルックトラウトの3種類。それ以外のトラウトはいないはずと思っていましたが、アトランティックサーモン。まさかサーモンが釣れるとは。幼魚とはいえ嬉しい魚でした。

 

 

サーモンとはいえマスのような魚を釣り、テンションはさらに上がります。

 


釣り上がり釣り上がります。

 


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お馴染みのパンプキンシード。

この渓流で1番多くアタックしてくるのがこの魚です。とにかく貪欲で引も強い。ファイトが楽しい魚でもあります。

 


スモールもよく釣れます。ただサイズはこのサイズ。

 

 

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そんな時間を1時間ほど過ごします。

 


流れが強い川ですが、一部反転流を発見。あそこは絶対いいのがついているな。そう確信しながらゆっくりウェーディングしながら反転流の流れへ身を寄せます。

 


そして、、、、

 

 

 

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45くらいのグッドなラージマウス!川バス特有の体格とひきの強さがたまりません。

というか、ブルックトラウトを狙うと言いつつ、こういういるはずのない反転流にミノーを投げてしまうあたり、釣りバカですね。

 


でもやっぱりバスは好きです❤️

 

 

 

この後も釣り歩きますが、、、

 

 

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なかなかブルックトラウトには出会えず、、、

魚種的にどうやら中流-下流の魚が多いように思い、移動を決意します。

 

 

 

ブルックトラウトは釣れませんでしたが、異国の地での初めての釣り。こんなにもたくさんの魚と出会うことができたこの川は一生忘れないほど記憶に残る川になりました。

そして、この川で感じたことを活かしてブルックトラウトの居場所を突き止めるために後の数日間は山を川を超えて冒険したいと思います。

 

 

 

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車に戻ると横を走っていった馬車🐎

 

 

 

続く

 

タックル

ロッド:ズームサファリ705ML

リール:ナスキー2500

ライン:PE1.5号 リーダーフロロ12lb

ルアー:Dコンタクト IMERU50S

 

 

 

https://www.instagram.com/p/Cu69eGHugUB/?igshid=ODhhZWM5NmIwOQ==