Erahouseのむらの旅録ブログ

世界中で買付&釣りをしながら旅するために

初めてアメリカに降り立った日

旅を楽しむポイント

今年7月のカレンダーはほとんどの日が黒点で埋まっている。こんなにも予定を詰めた月も他にない。そう、この月は人生で初めてアメリカへ行った月なのだ。初めての地はニューヨーク。一人旅。ちょっと無理するくらいが旅は面白い。

 

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アメリカは飛行機も自由すぎた!

ロサンゼルス→ニューヨークのフライト。飛行機が若干遅れ、1時間ほど待つとやっと機内に入ることができた。機内に入って俺の席「24G」を見ると女の子が座ってる。んん?

 


俺  「そこはあなたの席であってる?」

 

女の子  「この席の横がお母さんなの。席を譲ってくれない?」

 

 

お母さん横に座りたいと言うワケ。

アメリカっぽい。最高。

 

あまりにも飛行機が出発しないから、俺もさっきの女の子とお母さんとおしゃべりするうちに少し仲良しに。

結局飛行機は出発予定時刻のなんと4時間後に出発。最後の方は欠便になるかと不安だったから飛んだだけでありがとう。Thank you。

 

出発から5.6時間経つと、やっとニューヨークの街が見えてきた。上空から見えるニューヨークの街の光が最高にカッコよかった。

 

 

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イレギュラーが生み出した暖かさ

さぁ着陸。頭上の荷物を取ろうと立ち上がると、

さっきのお母さんが俺の手を握って、こう言ってくれた。

 

 

「Welcome to New York City!! 」



もう2日くらいまともに寝れずにぼーっとしてた頭がパッと一気に晴れた。旅のスタートだ!

 

今思えばこの体験も女の子のわがまま&飛行機がなかなか飛ばない問題があったからこそ。こういうイレギュラーや不便があると人間はコミュニケーションをとり、繋がりを求めると思う。日本でも筆箱を落としたときに周りのみんなが拾ってくれたり、災害の時は繋がりを作って助けてあげたり。問題や不便はない方がいいんだろうけど、それがあることによって生まれる団結力や暖かさには心が温まります。

 

ブルックリンのホステルへ

さて、こんな素敵な出会いがあり、暖かい気持ちのまま地下鉄でホステルがあるブルックリンを目指します。


この時間の地下鉄でちょっと嫌な予感はしてたけど、地下に入るのに通る道を草吸いながらボールで遊んでる若いヤツらが溜まってます。タイもそうだけど、草の匂い嗅ぐと海外にきたなって思うんですよ。これらの国では合法なのです。

 

地下へ降りると入口のゲートが狭くてスーツケースがハマってもうあたふた。すると黒人のデッカイおばさんが通し方をそっと教えてくれたんです。無表情で。

 

ここらあたりで掴んできたのが、「人の振れ幅の大きさ」。それは人種とかファッションだけじゃなくて、考え方や性格をガンガン外に出しててる人ばかりで、とにかく「色んな種類人が居る」という感じ。というか、これが人間社会のありのままの姿のような気もする。

 

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その後も駅構内には謎のジャンキー(裸足で錠剤を溢しまくる)や、ぐるぐる徘徊し観光客にからむ若いヤツら....で大変。

 

 

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ジャンキーが落とした💊入りのバッグ

 

地下鉄に乗ったら乗ったでイケそうな乗客を見つけて「hi friend」と声かけする黒人。2回俺の前を通ったが、1回目はセーフ。2回目は声をかけられた。無視。

 

ホステルの最寄駅に到着。駅を降りるといきなりドゥーラグのデカい黒人が徘徊してる。自信持ってイキって大幅で歩く。イキってるけどめちゃくちゃこの道中は怖かった。もう日は跨いでいるし、暗いし。叫びながら運転してるヤツ、爆音かけながら横を通り過ぎる車もいるし。とにかく全財産を抱えながら、自信をもってホステルへと歩いた。

 

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やっと。

無事ホステルへつく。3人の共同部屋なのもあってなかなか寝れなかったけど、なんとか寝てたら、銃声のような音が。2発目で気づいたけど、横の道で打ち上げ花火上げてるっぽい。勘弁してくれ👍


確かな衝撃を受けたNY。

いや、アメリカ初日でした🧀

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